日本時間2019年12月8日9時25分にイーサリアムで予定されていた大型アップデート「イスタンブール」が完了したことがわかりました。
現在までのところアップデートによる影響はなく、スムーズにハードフォークが完了したようです。
イーサリアムの大型アップデート「イスタンブール」遂に完了!
イーサリアムの次期アップデートとして以前より発表されていた「イスタンブール」が実装されたことが明らかになりました。
「イスタンブール」はブロック高「9,069,000」に到達した時点で行われ、本日2019年12月8日午前9時25分に到達し、アップデートが無事完了したことが報告されています。
今回の「イスタンブール」アップデートを実装するブロック数に当たる「9,069,000」目のブロックを生成したのは「SparkPool」というマイナーだそうです。
イスタンブールはメトロポリスの3番目のアップデート
今回のイーサリアムアップデートである「イスタンブール」ですが、「メトロポリス」と呼ばれる開発段階の3番目のアップデートとなります。
イスタンブールでは6つの実装が組み込まれることが発表されており、下記の記事で紹介していますので合わせてご確認ください。
イーサリアムでは2020年1月6日前後に今回の「イスタンブール」アップデートとは別に「Muir Glacier」と呼ばれるアップデートを実装する予定が発表されています。
イーサリアムでは2020年に実装予定のPoWからPoSへマイニングシステムを移行するイーサリアム2.0(セレニティ)のアップデートを控えておりますが、今回の「イスタンブール」アップデートはイーサリアム2.0へのアップデートとは無関係のアップデートとなりますので注意が必要です。
さいごに
本記事では、イーサリアムの大型アップデート「イスタンブール」の実装が無事完了したニュースについてご紹介してきました。
以前本メディアでご紹介している段階では12月4日が実装予定日となっていましたが、わずかに遅れたもののほぼ順調にブロック生成が進んでいるのが確認出来ます。
イーサリアム2.0へ向けて期待が高まっているイーサリアムプロジェクト、今後も新たなニュースが続々と出てくることが予想されます。