ビットコイン先物取引サービスで注目を集めている米Bakktですが、2020年前半を目処に仮想通貨決済アプリを立ち上げることを発表しました。
スターバックスと提携したテストを予定していることも合わせて発表されています。
Bakktが立ち上げる仮想通貨決済アプリについて
Bakktは今回の発表で、2020年前半に消費者向けの仮想通貨決済アプリと商業用ポータルをローンチする計画であると発表しています。
Bakktといえば、ビットコイン先物取引に注目が集まりがちですが、当初に発表していた構想では巨大エコシステムの実現を目指していました。
今回のアプリについては、2018年の段階で発表していたマイクロソフトやスターバックスと共同で開発を進める巨大エコシステムへの第一歩と推察出来ます。
Bakktからは「Bakktのアプリによって消費者がデジタル資産の価値を発見し、取引又は追跡しやすい環境を提供する。小売店は幅広い消費者を取り込めるようになる」と説明されています。
仮想通貨決済アプリのテストはスターバックスと提携で
Bakktの仮想通貨決済アプリに関しては、取り扱い通貨なども含めてまだ詳細が明らかとなっていません。
今回発表されたのは最初にテストを行うのはスターバックスとの提携になるだろうということだけで、どのようなテスト内容になるのかについても現時点では未確定といった状況です。
一部報道によると、ビットコイン(BTC)を最初の取り扱い通貨として見据えているが、イーサリアムを初めてとしたアルトコインの取り扱いもサポートされる予定で、複数通貨の利用が可能になると噂されています。
さいごに
本記事では、ビットコイン先物取引でお馴染みのBakktが仮想通貨決済アプリのリリース目標を2020年前半と発表したニュースについてご紹介してきました。
スターバックスは世界中に店舗を持っており、仮想通貨決済アプリがリリースされれば、これまでの投資寄りの使い方から一気に実用的な使い方として、一般ユーザーにも広がっていきそうな非常に楽しみなニュースとなりました。