Ripple社は2019年10月22日に、アメリカの首都ワシントンDCに新しくオフィスを開設したことを発表しました。
規制対策のため政府との関係強化が狙いとされています。
Ripple社のワシントンDCオフィス開設について
Ripple社では、アメリカの首都ワシントンDCにオフィスを開設した理由として、ブロックチェーンや仮想通貨分野で規制当局に対する教育を行うことを目的としていると説明しています。
ワシントンDCの新オフィスにはSteven Mnuchin財務長官の補佐を務めた経歴を持つ、Craig Phillips氏が取締役として任命することが報告されました。
ワシントンDCオフィスに勤務するメンバー4名を発表
取締役を務めるCraig Phillips氏以外にも3名のワシントンDCオフィス勤務メンバーが発表されています。
いずれのメンバーも政府機関に強い関係性を持つ経歴のメンバーとなっています。
- Steven Mnuchin財務長官の補佐を務めた「Craig Phillips氏」
- Ripple社の政府関係グローバルヘッドを担当している「Michelle Bond氏」
- 米商品先物取引委員会(CFTC)議長のHeath Tarbert氏の上級顧問としての経歴を持つ「Susan Friedman氏」
- 仮想通貨推進派として知られるWarren Davidson米下院議員の立法補佐官を務めていた「Ron Hammond氏」
以上の4名により、まずはワシントンDCでの業務が開始されるようです。
さいごに
本記事では、Ripple社がアメリカの首都ワシントン州に新オフィスを開設することを発表したニュースについてご紹介してきました。
Ripples社の公式発表ではBlockchain Associationのメンバーとして、政策立案者と協力してより透明な未来を創設するべく、規制を明確化しエコシステムの実現に向けた協議を続けていくと締めくくられています。