アメリカの仮想通貨決済大手BitPayが2019年末までにリップル(XRP)をサポート対象として追加することが発表されました。
BitPayの決済システムを導入している様々な販売店でリップル(XRP)を用いた決済が可能となります。
BitPayの仮想通貨及びステーブルコインのサポート状況
BitPayでは、これまでに2019年9月に発表されたばかりのイーサリアム(ETH)を加えて、6種類の仮想通貨とステーブルコインをサポートしてきました。
今回発表されたリップル(XRP)の対応が始まれば合計で7種類のデジタル通貨をサポートする形となります。
BitPayでサポートする仮想通貨及びステーブルコインは下記の通りです。
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ジェミナイドル(GUSD)
- USDコイン(USDC)
- Paxos Standard Token(PAX)
BitPayを通した決済規模は世界中で拡大中
BitPayは世界中で2017年・2018年の2年連続で年間約10億ドル(約107億円)以上の支払い処理が行われたと報告をあげています。
BitPayによる決済を利用することが可能な販売店の中には、IT大手「Microsoft」やアメリカ最大手の通信企業「AT&T」、アルゼンチンを拠点とする南米のAmazonとも言われる「Mercado Libre」、アメリカのファンタジースポーツプロバイダー「FanDuel」などが名を連ねています。
リップル(XRP)は処理が早くコストを抑えられることが評判でスケーラビリティも高いため、BitPayがサポートを始めることにより、多くのユーザーに利用されることが期待されています。
さいごに
本記事では、アメリカの仮想通貨決済大手BitPayがリップル(XRP)のサポートを開始すると発表したニュースについてご紹介してきました。
リップル(XRP)のサポート開始に関しての具体的な日程は決まっていませんが、2019年内にはサポートを開始する予定とされています。
リップル社では、xRapidを中心に様々な企業との提携が発表されており、今後の益々の発展に期待が高まっています。