仮想通貨取引所バイナンスがKYC(顧客確認)画像流出を認め、今後の方針を発表

仮想通貨取引所バイナンスがKYC(顧客確認)画像流出を認め、今後の方針を発表

仮想通貨取引所バイナンスは、8月23日KYC(顧客確認)画像が流出したとされている問題についての調査結果を報告しました。

今回バイナンスが発表した最新情報によりますと、流出したとされる画像と外部KYC画像サービス事業者が処理した画像の一部が一致すると公式に認めた形となります。

一方で、バイナンスが取得しているKYC画像には電子透かしの処理がされているが、今回の流出画像には電子透かしが見られないことから、偽造されたものである可能性が高いと説明しています。

KYC(顧客確認)画像流出発覚の経緯

2019年8月初旬、仮想通貨取引所バイナンス宛に、ユーザーの個人情報を入手したとの声明と共に、300ビットコイン(BTC)の身代金要求がハッカーから届いたのが事の発端です。

ハッカーは、メッセージアプリのTelegram上で取得したとされるユーザーの運転免許証の顔写真データなどを拡散し、大きな話題となりました。

バイナンスではKYC画像流出に関し、8月23日流出した画像とKYC画像は一致していないとの見解を示していましたが、今回の最新情報で、画像の一部が一致することが判明したとのことです。

KYC画像の流出元は?

今回の発表で明らかになったのは、流出した画像とKYC画像の一部が一致していることに関してです。

2017年12月上旬から2018年2月下旬に契約している外部事業者と共有していたデータが流出している可能性が高いと発表しています。

なお、バイナンスからは具体的な事業者名などは公開されていません。

バイナンスでは今回のKYC画像流出事件に関して、現在も調査中としており、今後も原因や実態の究明を進めていく方針です。

KYC画像流出の被害ユーザーへの処置

バイナンスでは、今回影響を受けたユーザーに対し「優先取引手数料・サポート・その他サービスを含む生涯を通じたBINANCEのVIPメンバーシップ」を提供すると発表しています。

また、影響を受けたユーザーはそれぞれのお住いの地域で、新しい身分証明書を作成することを推奨するとの声明を出しています。

さいごに

本記事では、仮想通貨取引所バイナンスがKYC画像流出事件に関して、画像流出の一部を認めることを含めた最新情報公開のニュースについてご紹介してきました。

今回の流出事件に関して、完全に判明したわけではありませんが、一部KYC画像が外部に漏洩してしまったことは事実のようです。

バイナンスでは、カスタマーサポートセンターで今回の事件の詳細や賠償内容などについて答えるとしておりますので、より詳細な情報については公式カスタマーサポートセンターへ問い合わせすることをおすすめします。

ニュースカテゴリの最新記事