アメリカのプロバスケットボールリーグNBAが、CryptoKittiesを開発した企業Dapper Labsと提携し、ブロックチェーンベースのゲーム「NBA Top Shot」を開発しているとの発表がありました。
NBAの発表によりますと、NBA Top Shotは2019年秋に一部のサービスを開始し、ゲーム自体がプレー出来るようになるのは、2020年前半の予定であるとされています。
NBA Top Shotについて
今回開発が発表されたNBA Top Shotは、ブロックチェーンを活用したオンライン上での対戦型ゲームとなるようです。
既存のゲームなどと同様、ユーザーの好きな選手を集めてチームを編成していくことが可能です。
NBA Top Shotならではの特徴として、実際のNBAプレイヤーのシュートやプレーをモーメントと呼ばれるトークンとして換算し、ゲーム上で利用することが可能となります。
このモーメントは売買や取引をすることが可能で、トークンの保存にブロックチェーン技術が使用される予定とされています。
ゲームで利用されるブロックチェーンについて
NBA Top Shotで利用されるブロックチェーンについては、具体的には指定されておらず検討中であるとされています。
しかし、CryptoKittiesの運営企業と提携したことから、CryptoKittiesで利用されていたイーサリアム(ETH)が使用されるのではないかとの報道も出ています。
Dapper LabsのCEOであるRoham Gharegozlou氏は、「ブロックチェーン技術を利用することは改ざん出来ない情報として正当性の担保に繋がる。NBA Top Shotを通じて、全く新しい方法でファン同士の交流やチーム・プレイヤーとの繋がりが出来るようになるだろう。」と発言しました。
さいごに
本記事では、アメリカのプロバスケットボールリーグNBAがDapper Labsとの提携を発表したニュースについてご紹介してきました。
NBAはアメリカだけでなく、世界中で人気のバスケットボールリーグです。
NBAは積極的にブロックチェーン技術を取り入れる動きがこれまでにも見られており、今回のブロックチェーンを活用したゲームがヒットすれば、より仮想通貨とも関わりが深くなることが推察されます。
日本人としても今年NBA入りした八村塁選手のようなプレイヤーが存在することもあり、注目のゲームとなることが予想されます。
正式リリースが楽しみなゲームとなりそうです。