世界最大手の仮想通貨取引所Binance(バイナンス)が提供する証拠金取引で、取引禁止国リストの中から日本が除外されました。
これにより日本人投資家の証拠金取引が可能になるのではないかとの予想が広がっています。
Binanceにおける日本人投資家の証拠金取引解禁か
Binanceの証拠金取引サービスは、7月11日バイナンスの新プロジェクトにあたる「Binance2.0」と同時にローンチされたばかりのサービスです。
当初、日本や米国などを含む複数の国が証拠金取引の禁止国として設定されており、日本人投資家による証拠金取引は行えないとされてきました。
7月20日、Binanceが公開している証拠金取引の同意文の中から提供禁止国一覧に「日本」と「カナダ」の名前が消えていることが判明しました。
既にユーザーからはアクセス出来ているとの声も上がっており、当初登録時点で弾かれていたログインについても可能になっているとのことです。
Binanceからの公式発表は?!
記事執筆時点(7月21日現在)、Binanceによる証拠金取引解禁の公式アナウンスはありません。
今回、証拠金取引提供禁止国リストから除外されましたが、正式にサービス提供が行われるのかについては定かではありません。
しかし、一部の推察ではBinanceからの正式発表は特になく、このまま利用可能になるのではないかとの声も上がっています。
Binance DEXについて
Binanceが証拠金取引と同時にサービスを開始したBinanceDEXですが、こちらも日本はアクセス規制対象国として該当リストに掲載されています。
当初、7月1日からアクセスを禁止するとBinance側から発表がありましたが、現在は修正されており、9月21日までアクセスが可能とされています。
このまま、証拠金取引同様にアクセス禁止リストから日本が除外されるのか今後のBinanceの動きに注目したいところです。
さいごに
本記事では、Binance(バイナンス)の証拠金取引禁止国リストから日本が除外されているニュースについて最新情報をお届けしてきました。
今回のニュースでBinanceが正式に証拠金取引のサービス提供を告知したわけではありませんので注意が必要です。
金融庁のBinanceの取り扱いとしては、現在までのところ利用を禁止しているわけではなく、自己責任で取引するようにといった立ち位置のため、Binanceからの制限解除さえ実施されれば日本人投資家も証拠金取引が可能となると推察出来ます。
Binanceおよび金融庁の今後の動きにも注目したいところです。