6月10日の仮想通貨市場の動きとして、ライトコイン(LTC)が2018年5月以来となる高値の更新を記録しました。
仮想通貨市場全体としての上げ相場ではありましたが、その中でもライトコイン(LTC)は一際大きな上げ幅をみせ、8%近くの急騰を見せる結果となりました。
ライトコイン(LTC)年初来高値更新
ライトコイン(LTC)は今回の価格上昇で、昨年5月に記録した時価総額13,000円台に再び復帰しました。
時価総額ランキングにおいても、ビットコインキャッシュ(BCH)を抜き去り第4位となりました。
年初来高騰率で見るとビットコイン(BTC)を大きく上回る320%を記録していることが確認出来ます。
ライトコイン(LTC)高騰の要因
ライトコイン(LTC)の現在の高騰の要因として考えられているのは、2019年8月に予定されている「半減期」によるものです。
「半減期」とは、ライトコイン(LTC)のマイニング報酬が半分に減少することで、通過の発行枚数が実質的に半分に減少します。
これにより供給が抑えられ価格が上昇する動きとなります。
今回のライトコイン(LTC)の「半減期」と同じ市場の動きは、以前のビットコイン(BTC)でも見られており、ビットコイン(BTC)の前例と同じ価格変動がライトコイン(LTC)でも見られていると推察出来ます。
2019年8月に実施される「半減期」はライトコイン(LTC)にとって3回目となり、過去の値動きから推察するとしばらく価格上昇は継続すると考えることも可能です。
さいごに
本記事では、年初来高値を更新しているライトコイン(LTC)に関して、考察を交えて最新ニュースをご紹介してきました。
なお、今回ビットコイン(BTC)に関しても価格反発が起こり8,000ドル台に回復する展開となりましたが、こちらに関しては要因不明です。
一部では、今年に入ってからの仮想通貨の上げ相場を牽引しているのは、ライトコイン(LTC)ではないかとの声も聞かれます。
価格上昇中の通貨を安易に購入することは、高値掴みになるおそれもあるため一概にオススメ出来ませんが、周辺情報を含めて調査した上で、ライトコイン(LTC)のご購入を検討してみるのも良いのではないでしょうか。