日本の有名企業がブロックチェーンの開発に続々着手ートヨタ・ホンダ・JR東日本ー

日本の有名企業がブロックチェーンの開発に続々着手ートヨタ・ホンダ・JR東日本ー

4月からのトレンド転換から順調に価格が回復しており、関連ニュースの内容も好材料が多くなってきました。それに伴い、ブロックチェーンへ興味を示す企業も多くなっているように見られます。今回は、日本が誇る大企業のブロックチェーン開発について動向をまとめます。

トヨタ、ブロックチェーン技術を利用した次世代電力システムの実証実験

トヨタ自動車は、ブロックチェーンを活用した電力取引を可能とする次世代電力システムの実証実験を東京大学と東京電力関連会社TRENDEとの共同で行うと発表しました。

太陽光パネルや電気自動車などの分散型電源の普及に伴い国内の電力供給システムは、発電所が電力を分配する大規模集約型から、個人や企業が発電し電力を売買する分散型へ移行しており、各個を繋ぐ電力ネットワークの再構築が必要となっています。今回の実証実験は、各家庭や事業所の発電量と消費電力を予測し、電力の売り注文と買い注文をマッチングさせ、電力の個人買い売買を実施するものです。電力の予測や注文にはAIを活用しています。

太陽光パネルや蓄電池にPHVのを含めた分散型電力の個人間売買を行う、世界初の実施法実験です。

ホンダ、ブロックチェーン技術を活用したスマートグリッドを研究

ホンダは、ブロックチェーン技術を活用した電気自動車スマートグリッド(次世代送金網)を開発するためにGM(ゼネラルモーターズ)との提携を発表しています。

分散型電源である電気自動車に蓄えられた電力の取引にブロックチェーンを導入し、電力流れを電力の供給側と消費側の両方向から制御する”スマートグリッド”を実現させます。

GMは、2019年1月にEV車開発への強い意欲を示しており、2023年までに20種のEV車を発売予定など、米国の電気自動車のリーダーシップをとっていく方針を示しました。米国の電気自動車界では、シリコンバレーのテスラ社が台頭していますが、GMは15年前に他メーカーに先駆けてEV車を発売していた過去があり、シェア奪還の熱意は強いようです。

JR東日本、社会インフラにブロックチェーン

JR東日本は、日本マイクロソフト、みずほ情報総研と協力し、スマートシティ実現に向けた社会インフラのネットワーク基盤にブロックチェーン導入の実証実験を行いました。ブロックチェーンネットワークに参加するだけで利用者ビッグデータを利用することができ、システムの導入の敷居を下げることが期待されています。

日本MS、JR東日本、みずほ情報総研が新たな社会インフラ構築にブロックチェーン導入実験

最後に

日本の有名企業である3社のブロックチェーン関連の取り組みについて紹介しました。

今回紹介した以外にもブロックチェーンを導入した研究、開発の事例は数多くあります。また、世界中(特に中国)で活発にブロックチェーンの活用事例が報告されています。

中国の巨大IT企業テンセントとブロックチェーン開発について

中国No.1IT企業アリババとブロックチェーン ネットワークとビッグデータ活用に強み

世界に比べて日本のブロックチェーン開発状況は進んでいるとは言えませんが、世界でも上位レベルの生活インフラを運用し、人口超過密地帯でも安定した交通インフラを提供する国において、ブロックチェーンは大いに活用されるべきではないでしょうか。

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