中国ブロックチェーンの投資機関「GENESIS Group」情報まとめ

中国ブロックチェーンの投資機関「GENESIS Group」情報まとめ

GENESIS Groupは、ブロックチェーンプロジェクトをグロバールに中国市場へつなげるため、スタートアップ、資金調達や銀行業務などトータル的なマネジメントを行う投資機関です。
GENESIS Groupは、GENESIS Capital、GENESIS LAB、GENESIS INVEST BANKの3組織により成り立っています。

メンバー

創始者

huaiyang zhu

zeyu sun

CEO

chi feng

ポートフォリオ

50以上のブロックチェンプロジェクトに投資しています。HPのポートフォリオに掲載されているプロジェクトは以下の通りです。

QuarkChain(QKC)

シャーディング技術によるスケールアップにより、世界標準のブロックチェーンアーキテクチャを構築するプロジェクトです。チェーン内で行われる取引量は100,000件/秒以上。

BlockCloud(BLOC)

ブロックチェーンで既存のインターネットをアップグレードするプロジェクト。世界のIoT化に対応できるスケーラビリティを、低負荷伝達メカニズムを備えた独自コンセンサスアルゴリズにより実現。OKex Jumpstartの第1弾IEOとしてトークンセールが実施。

PENTA(PNT)

PENTAは人々、企業、地域がシームレスに交換できるインフラを提供するため、実社会とのコネクションを想定して様々なネットワークと相互運用を可能にしたDappsプラットフォーム。独自アルゴリズムDSCにより、量子耐性を備えたスケーラブルで分散型なブロックチェーンです。他ブロックチェーン、ネットワーク、オフチェーンシステムと互換性があり、PENTA上で動作するアプリケーションは様々なネットワークとの相互運用が可能。

Seele(SEELE)

Seeleは、世界中の様々なネットワークとの互換性と、様々なユースケースに耐えられるスケーラビリティを備えたブロックチェーンを提供。Seeleブロックチェーンの特徴である不均一フォレストネットワークは、チェーン内で複数のチェーンが独立で動作しながら相互伝達を可能にする。また、独自のニューラルコンセンサスアルゴリズムは、効率的かつネットワークサイズが大きくなるほどパフォーマンスが向上し、様々なユースケースに対応できる。

hydro(HYDRO)

Hydroはフィンテック企業のHydrogenが主体となる、決済やID認証にブロックチェーンを活用する金融系のプロジェクト。金融機関は、既存のシステムを変えることなくHydroブロックチェーンを導入できる。

Tripio(TRIO)

Tripioは、旅行市場にブロックチェーンを導入し、ホテル予約などの旅行における契約の透明化と改ざんへの耐性を強化する。

Endor(EDR)

Endorは、AIによる未来予測とブロックチェーンを活用したプロジェクト。集権的な管理体制にあるAI分野を、誰もが公平に利用できるようにするため、ブロックチェーンによる分散化とアクセシビリティの向上を図る。

ArcBlock(ABT)

互換性のないブロックチェーン1.0や2.0及び、現行の金融、証券などのネットワークをつなぎ、相互運用を可能にするプロジェクト。()

APEX(CPX)

ブロックチェーンによりB2Cのビジネスモデルを最適化するプロジェクト。NEOベースでスマートコントラクトの処理負荷を軽減するため、3つのレイヤーで構築されている。

TRON(TRX)

時価総額上位のDappsプラットフォーム。Dapps内で行われる取引には手数料が掛からず、イーサリアム、イオスなどの先行Dappsプラットフォームに迫る勢いでユーザー数を伸ばしている。

TRON(TRX/トロン)の概要と特徴を徹底解説|エンターテイメントとブロックチェーンの融合

投資基準WWW+getBTCについて

GENESIS創立者Zeyu Sun氏へのインタビュー記事によると、GENESISの投資基準は、ブロックチェーン全体の理解と、過去の投資実績を要約したWWW+getBTC modelにより決定しているようです。

3つのWhy「Wty blockchain?,Why You?,Why me?」への回答と、「Governance,Ecosystem,Team,Bussiness,Technology,Community」を分析し、多方向からの投資の是非を検討を実施しています。

まとめ

GENESISグループについてWebで得られる情報をまとめました。HPで挙げられているポートフォリオは異なるブロックチェーンやネットワークを繋ぐクロスチェーンを意識したプロジェクトが多い印象です。ブロックチェーンを適切に活用する条件は、取引をブロックチェーン内で解決させることです。ブロックチェーンのデータ改ざん不可性質は、チェーンの外に出たデータの改ざんまで否定することはできません。ブロックチェーンが最も効果を発揮するのは、広範囲にブロックチェーンネットワークを張り巡らせ、IoTデータやトークンが循環する環境が整ってからです。これまで様々なプロジェクトや企業がパブリックチェーンを立ち上げていますが、それらを繋ぐクロスチェーン機能は、ブロックチェーンネットワークの構築に必須といっていいでしょう。クロスチェーン機能を持ったプロジェクトとGENESISグループの動向に注目です。

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