4月21日突然モナコインが70円代前後から最高値で140円に届くほどの急上昇が見られました。
本記事では今回のモナコインの動きについての情報と推察をご紹介していきたいと思います。
フィスコ(Zaif)取引所でのモナコイン現物取引再開
仮想通貨取引所Zaifのハッキング事件からおよそ7ヶ月が経過しようとしています。
4月22日をもちまして仮想通貨取引所Zaifは、テックビューロ社からフィスコ仮想通貨取引所へ事業承継が完了するとされています。
モナコインはハッキング事件以降、フィスコ(Zaif)取引所での入出金および取引が全面的に停止されておりました。
今回事業承継が完了することで、4月23日よりフィスコ(Zaif)取引所において、モナコイン(MONA)の現物取引が再開される見込みであるとされています。
モナコイン(MONA)の取り扱い取引所は元々数が少なく、ハッキング事件前まではZaif取引所がメインとなっていたため、ハッキング事件以降のモナコイン(MONA)取引停止は市場価格にも少なからず影響を与えていました。
今回のフィスコ(Zaif)取引所での取引再開のニュースが影響し、一気に価格が上昇したとの見解が多数を占めています。
モナコイン(MONA)取り扱い取引所
現在モナコイン(MONA)の主要取引所となっているのはビットバンク(Bitbank)です。
CoinGeckoによりますと取引高のおよそ86%がビットバンクでの取引となっております。
国内の大手取引所ではビットフライヤー(bitFlyer)もモナコイン(MONA)を取り扱っていますが、取引高はビットバンクが優勢のようです。
今回のフィスコ(Zaif)取引所でのモナコイン(MONA)再開を受けて、取引所間での取引量の動きにも注目していきたいところです。
さいごに
本記事ではフィスコ(Zaif)取引所での仮想通貨モナコイン(MONA)現物取引再開のニュースをご紹介してきました。
本記事をご覧の皆様に注意していただきたいのは、モナコイン(MONA)は国内での取引が大半を占め、まだまだ取引量の規模は小さいコインです。
このため、意図的に価格を釣り上げるなどの方法も比較的容易に行えるのが現状です。
また、投資で良く耳にする言葉に「噂で買って事実で売れ」といった風習もあります。
直近数日間は、価格が変動する可能性が大きいため購入を検討している方は、しっかりと情報収集を行なった上で取引するようにしましょう。