本記事では、新たに発表がありました仮想通貨ウォレットを搭載したOperaの新ブラウザ情報についてお届けしていきたいと思います。
概要
今回の発表では、ブラウザOperaが新しく仮想通貨ウォレットを内蔵したOpera60(コードネームReborn3)をリリースしたと公表されております。
仮想通貨ウォレットはOpera Walletと名付けられており、新ブラウザにはWeb3エクスプローラーも搭載されているようです。
Web 3に関しての細かい説明は本記事では行いませんが、ブロックチェーン技術を利用したインターネット上での取引や情報の交換など様々なやりとりが可能になるようです。
Operaの新ブラウザにはユーザーのプライバシーやセキュリティを強化するための機能として、プライベートネットワーク(VPN)が提供されることも合わせて発表されました。
Operaのこれまでの動き
Operaよる最初の発表は、2018年7月Android用のブラウザに仮想通貨ウォレットを搭載するといった内容でした。
現在までにリリースされている動きとしては、スウェーデン、ノルウェー、デンマークのユーザーを対象にAndroid版のOperaブラウザを通してイーサリアム(ETH)の購入が可能となっております。
また、2019年3月にはiOS用のOpera Touchのリリースが近づいていること、仮想通貨ウォレット・イーサリアム(ETH)のサポート・分散型アプリケーション(DApps)の相互作用機能を搭載したWeb3ブラウザのリリースを発表しております。
さいごに
本記事では、仮想通貨ウォレットを搭載したOperaの新ブラウザOpera60についての情報をご紹介してきました。
これまでの仮想通貨業界では、仮想通貨用のアプリケーションをインストールして実際に取引や通貨の保管を行うケースがほとんどでした。
今回のOperaのように、仮想通貨に興味を示していない一般のユーザーが使用するブラウザに、標準機能としてWeb3技術が組み込まれることで、仮想通貨業界にも新規の参入者が増えていくことが予想出来るのではないでしょうか?
Web3技術には今後も注目です。