仮想通貨トロン(TRX)関連のニュースが続々と届いております。
本記事では、トロンCEO ジャスティン・サン氏によるイーサリアムとの提携示唆、Sun Networkのリリース日発表、DApp Chainの主要フェーズ発表とトロン関連の大きなニュースをご紹介していきたいと思います。
イーサリアムとの提携
4月6日に放送されたポッドキャスト「クリプト・チック」の中でジャスティン・サンCEOは「イーサリアムとの提携は業界全体にとって利益をもたらすものとなるだろう」と発言しており、2019年中の提携を目指しているようです。
また、こちらのポッドキャストでジャスティン・サンCEOはトロンを基盤としたステーブルコイン「テザー(USDT)」を発行する計画も合わせて発表されています。
Sun Networkのリリース日発表
ジャスティン・サンCEOは同ポッドキャスト内でSun Networkの導入計画を4月~6月に行う予定であると発言されておりました。
今週4/8新たに発表があり、Sun Networkのテストネットリリース日を5月下旬に行うと正式に公表されました。
Sun Networkとは、分散型アプリケーション(DApps)プラットフォームのセカンドレイヤーソリューションで、一定時間当たりの処理速度(スループット)が格段に早くなる見込みとされています。
DApps Chainの主要フェーズ
まず第一弾として、サイドチェーンスマートコントラクトを5月30日に開始すると発表しました。
次いで、上記でもご紹介しましたSun Network のメインネットの発表を8月10日に予定しているそうです。
最後に9月中旬頃を目安に、トロンのネットワーク利用性を向上させ、サイドチェーンの展開を簡単に行う最適化プロセスを実施する計画であると発表されています。
まとめ
本記事ではトロン関連の直近のニュースをご紹介してきました。
イーサリアムとトロンはDApps関連の通貨としては、かなり大きな影響力を持っております。
この2つが提携するとなると、市場にもかなりの影響が出るのではないでしょうか。
実際にジャスティン・サンCEOより発表が行われた後の6~8日にかけて、最高で約10%の価格上昇がトロンに見られました。
一概にこちらのニュースのみが影響しているとは言えませんが、注目度の高いニュースであることは間違いありません。