VeChain(VET/ヴィチェーン)の特徴と詳細を徹底解説|導入する企業が続出!ブランドを守る有望通貨

ヴィチェーン(Vechain)は、流通やエネルギーなどのインフラにコミットするプロジェクトです。

発足当初は、品物の真贋判定機能に注目が集まっていましたが、現在ではヴィチェーンネットワークによるエコシステム構築や、Dappsプラットフォームへ開発ビジョンが明確になってきました。

2018年には、多くの企業と提携、共同開発を開始しており、世界から注目されていることがうかがえます。

2018年6月にはメインネットをローンチしており、本格的な開発を開始しています。

ヴィチェーンVechain基本情報・チャート

通貨単位VET
運営元VeChain財団
発行上限8億6700万VET
承認アルゴリズムPoA


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VechainCEOは元ルイヴィトン・チャイナ!

良い品物には必ずといっていいほど模倣品が存在し、良質品が粗悪品に駆逐されている実態は、どこの国でも問題視されています。品物が偽物ではないと証明するには、生産から販売までの流通プロセスの管理者や、専門の資格を有する機関の仲介が必要です。

ヴィチェーンは、ブロックチェーンを用いた改ざん不可能で仲介が不要な真贋鑑定を提案しています。

ワインを例にすると、ボトルに埋め込まれたチップで輸送の追跡や品質の確認を行い、情報を照合することで真贋鑑定を行います。ブロックチェーンの高い改ざん耐性と処理速度を生かし、大量のボトルを確実に管理することができます。

ヴィチェーンCEOは、ルイヴィトン・チャイナCIO(最高情報責任者)を務めたSunny Lu氏であり、情報セキュリティ分野と、ブランドの流通と品質管理のノウハウは一流です。

Vechain財団とFENBUSHI CAPITAL

ヴィチェーンの運営を行うVechain財団は、一流ファッションブランド、世界4大会計事務所、国際的認証機関、一流ホテル&リゾート企業、エネルギー関連のプロフェッショナルが多数在籍しています。

Vechain財団CEO Sunny Lu (ルイヴィトン・チャイナ、バカルディ・チャイナ)

Sunny Lu 氏は、一流ファッションブランド「ルイヴィトン」・チャイナのCIO(最高情報責任者)と、世界最大ラム酒ブランド「バカルディ」・チャイナのITマネージャーを歴任し、ブランドの流通ノウハウと情報セキュリティ分野のプロフェッショナルです。2015年にルイヴィトン・チャイナを離れ、ヴィチェーンを立ち上げました。

Vechain財団CFO Jay Zhang (デトロイト、PwC)

Jay Zhang氏は、世界4大会計事務所でマネージャーとして在籍ながら、IT分野の専門経験を持ちます。金融機関、エネルギー、医療など様々な業界へコネクションを持っています。

Vechain財団広報チーフGeorge Kang (現DNV GL)

George Kang氏は、DNV GL社の認証サービス部門を手掛けるビジネス・アシュアランスに在籍しており、Vechainの広報チーフを担当しています。

FENBUSHI Capital、gf network責任者Bo Shen

FENBUSHI Capitalは、ブロックチェーン関連企業への投資を行うベンチャーキャピタル会社です。イーサリアム開発者ヴィタリック・ブリテン氏がアドバイザーとして所属しています。FENBUSHI Capital及び関連企業gf networkはヴィチェーンへ出資しており、ヴィチェーンのゲーム向けDappsを開発するPLAIRにも関わっているなど、ヴィチェーンを全面的にサポートしています。Bo Shen氏は、FENBUSHI Capitalとgf.networkの責任者であり、Vechainに深くかかわっているものと思われます。Vechain以外にも多くのブロックチェーン関連企業に投資しています。

ヴィチェーンと提携し共同開発を進める企業

NTTドコモの5Gオープンパートナープログラムへ参加

次世代の通信技術である5Gのサービス開発パートナーとして、NTTドコモのオープンパートナープログラムに参加しています。日本国内にネットワークを広げ、異業種とのコネクション構築の足掛かりとなります。

中国保険会社PICCと提携

ヴィチェーンを導入し、ブロックチェーンによる透明性の向上と、契約のデジタル化による事業効率化と詐欺防止を図ります。PICCはDNV GLと業務提携を行っており、ヴィチェーンとの関係を強めています。

中国大手自動車メーカーBYDと共同で二酸化炭素削減の研究開発

ヴィチェーンを導入し、車両の二酸化炭素削減量を取集、削減量に応じで報酬を与えるシステムを構想しています。

DNV GL主導の低炭素エコシステムへ導入

二酸化炭素排出量削減のため、ヴィチェーンを利用したトークンエコノミーを構築する調印式が行われました。

アパレル企業H&Mが商品追跡にヴィチェーンを試験導入

H&Mの新ブランドArketがVechain導入し承認の追跡システムをを試験的に運用しています。

ドイツ鉄道貨物輸送企業DB Schenkerと提携

富士山まる茂茶園、偽装防止のためヴィチェーン導入検討

ヴィチェーンメインネットVechainThor

ヴィチェーンは2018年6月29日にメインネットであるVechainThorに移行しました。

VechainThorは、コンセンサスアルゴリズムPoAによってブロックが生成されます。流通トークンはヴィチェーンのネットワークの動作に使われるVETと報酬として受け取るTHOR。

VETとTHOR

ヴィチェーンは、トークンを2種類発行しています。

VETは、ヴィチェーンのネットワーク内でやり取りするデータとして用いられるユーティリティトークンです。ヴィチェーンは、商品追跡などで細かいデータのやり取りが行われるので、細かい単位のトークンが必要になります。メインネットに移行する前はVENトークンを発行していましたが、メインネット移行により1VEN=100VETにスワップされました。

THORは、ヴィチェーンのブロック生成を行った報酬として発行されます。

コンセンサスアルゴリズムProof of dAuthority

ヴィチェーンが採用するコンセンサスアルゴリズムPoAは、承認を行うバリデータをヴィチェーンが定めた基準により選出することが特徴です。

選出を受けるためには以下の条件を満たしている必要があります。

1.250,000VET以上保有
2.コンピューターのスペックが基準を満たすこと
3.KYC申請済

ヴィチェーンの評価とまとめ

2018年は、仮想通貨の明るいニュースが少なく、価格も下落し続けた苦しい年でした。しかしその中でも、各プロジェクトは開発を続けており、力のあるプロジェクトは情報を発信し続けていました。

ヴィチェーンは、提携企業及び機関、Vechainネットワーク上のサードパーティを増やし、メインネットへの移行を成功させるなど、実用化に向けた基盤を着実に組み立てています。

2019年は、Vechainネットワークの周りのインフラサービス構築を構築するため、Dappsの開発に注力するとしています。開発者からエンドユーザーに至る幅広いパートナーネットワークを構築することで開発を加速していくようです。

真贋鑑定にとどまらず、巨大なエコシステムを構築するプロジェクトであり、NTTドコモとのパートナーシップを構築できれば、日本でも親しまれる通貨となりそうです。

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