TRON(TRX/トロン)の概要と特徴を徹底解説|エンターテイメントとブロックチェーンの融合

TRON(TRX/トロン)の概要と特徴を徹底解説|エンターテイメントとブロックチェーンの融合

トロンは、クリエイターが創作物を自由に発信できるエンターテインメントプラットフォームです。

既にメインネットへ移行し、10年先を見据えた開発を行っています。

将来的にクリエイターは、創作活動や独自の理念に沿った自由な事業スタイルを構築することができます。

トロンネットワークで使われる通貨TRXは、クリエイターが正当に評価され、自由な創作活動を行うためのツールとして利用されます。

トロン創始者ジャスティン・サン氏

トロンの創始者であり、仮想通貨業界では異様な人気を持つカリスマ、ジャスティン・サン氏は、トロンを説明する上では欠かせない人物です。

ジャスティン氏は、北京大学、ペンシルバニア大学を卒業後、多くの企業に中心的存在として関わっていました。

楽曲ストリーミングサービス「PEIWO」CEO

ジャスティン氏は中国で人気の楽曲ストリーミングサービス「PEIWO」のCEOを務めています。PEIWOは登録者数1000万人を超え、若い世代を中心にユーザー数は拡大しています。

TRXによる取引も行なっており、TRXが活発に使われている市場のひとつです。

リップルの中国代表

ジャスティン氏は、リップルの中国代表として2014年から2016年まで在籍していたと発言しています。

リップルの動向に関心を示すツイートも多くあります。

ファイル転送用プロトコル「BitTorrent」CEO

2018年8月に買収したBitTorrentのCEOに就任しています。

BitTorrentは、個人同士でのファイル転送プロトコルで、NEOからも買収する動きもありました。

トロンの特徴

TRONは、取引高No.1仮想通貨取引所Binance実施されたICOで公開された仮想通貨で、クリエイター向けのエンタテイメントプラットフォームです。

ICOは30秒で完売、大手マイニング企業BITMAIN創立者のジハン・ウーが出資していることが大きな話題となりました。

トロンの特徴は大きく分けて4つあります。

・データの開放
コンテンツをブロックチェーンに保存することで永久的に保存し、普及させる。

・コンテンツの有効化
コンテンツを普及させることで、トークン報酬が受け取れる。

・パーソナルICO
個人のクリエイト活動に必要な資金調達をICOで実施できる。

・インフラ整備
クリエイターがトロンを利用して自由に活動できるネットワークを整備

TRXについて

トロンのコンセンサスアルゴリズムDPoS

トロンはコンセンサスアルゴリズムに、DPoSを導入しています。DPoSはイオスやリスクにも採用されており、消費電力が少なく、権力を維持できると期待されています。

トロンで行われる取引はユーザーの投票で選ばれたSRsという役職が承認を行います。

トロンユーザーは、保有するTRXをステーク(取引できないようロック)することにより、TRXpowerが付与されます。これを選出したいSRsに送信することで、投票となります。

得票数の多い上位のSRsが取引の承認権を獲得し、取引を処理します。

TRXの使われ方

TRXは、SRsへの投票の他に、クリエイターへの投げ銭としての使用が予想されます。

クリエイターが作ったコンテンツに“いいね”と感じたら、クリエイターへ報酬として送ることができます。また、クリエイターが独自通貨を発行する際に使われ、1024trxをロックすることで、独自のトークンを発行できます。

発行されたトークンは、TRC10、20というトロン独自の規格になります。

トロンのロードマップ

トロンのロードマップは10年先まで計画されており、長期的なプロジェクトです。

2019年からは、各コンテンツの強化に注力する予定となっています。

Exudos(2017.8~2018.12)

分散型ストレージ技術の基礎を構築し、コンテンツデータのアップロードと保存、配布を行う。

Odyssey(2019.1~2020.6)

トロンのエコシステムを構築し、コンテンツ利用を促進、発展させる。

Great Voyage(2020.7~2021.7)

パーソナルICOの実装、エコシステムの発展

Apollo(2021.8~2023.3)

分散型トークンを自由に取引できるシステム

Star Trek(2023.4~2025.9)

オンラインゲームのプラットフォームを構築

Eternity(2025.9~2027.9)

オンラインゲーム作成の資金を調達を可能に

トロンの評価とまとめ

トロン創始者であるジャスティン・サン氏は、トロンのスローガンに「WEBの非中央集権化」を掲げています。

WEBの非中央集権化といえば、オンライン広告市場をはじめとした、WEB関連の中央集権的な構造の分散化に取り組むBATがあります。

BATは、トークンによる投げ銭機能を実装予定のブラウザ「ブレイブ」をリリースし、実践的なマーケットを行なっておりますが、トロンは有力企業の買収などで基礎を固めている印象です。

トロンはDappsプラットオームでもあることから、日々Dappsが開発されユーザー数も増加しています。

一時期はホワイトペーパーの盗作疑惑があり信用を失いかけましたが、仮想通貨全体が下落相場のなか上昇を続けています。

長期的なプロジェクトですので、信頼を崩さずにサービスを向上できれば、WEBの権力構成を大きく変える存在になるでしょう。

 

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