Tezos(XTZ/テゾス)の概要と詳細を徹底解説|DPoSを採用しハードフォークを徹底回避したDappsプラットフォーム

テゾスは、ユーザー決定に進化を委ねたDappsプラットフォームです。

DPoSにより選ばれたユーザーが、アップデート内容を投票システム”Tutrarchy”で議決することで、真にユーザーにとって使いやすいプラットフォームへと成長します。

テゾスを構成する3つのプロトコルを独立させ、既存のシステムと互換性を持たせたアップデートを行うことでハードフォークを回避しています。

わかりやすい言語”OCamel”や、不具合修正やシステムを開発者への報酬を行うなど、ユーザーの積極参加を促す要素がたくさん盛り込まれています。

 

テゾスの基本情報

通貨単位TXZ
提案
運営テゾス財団
発行上限763万XTZ

DPoSを採用し、PoWの電力消費問題、PoSのトークン占有問題の解決が期待されています。

 

テゾスはユーザー決定に進化を委ねたDappsプラットフォーム

テゾスは、アルゴリズムDPoSにより選出されたユーザーが投票システム”Tutrarchy”で議決することで、テゾスのアップデート内容を決定します。

Tutrarchyは、ユーザーがアップデート内容を議決するための投票システムで、全ユーザーの中から選出されたものが議決権を獲得できます。議決権を獲得するためには、DPoSにより全ユーザーからの投票を集める必要があります。

DPoSは、トークン保有数に応じて獲得した票を投票することで、議決権を付与するユーザーを選出するアルゴリズムです。

トークンを多く保有しているほど大量の票数を得ることができますが、最終的に議決者を決めるのは全ユーザーからの投票なので、不当なユーザーを排除でき、議決の集権化を回避することができるとされています。

これらのシステムは、ユーザーの意思決定を円滑に遂行させ、テゾスが分裂する可能性を排除しています。

 

テゾスは互換性を持たせたアップデートでハードフォーク回避

テゾスには、アップデートによるハードフォークを回避するため、既存のシステム互換性を保ったままアップデートを行うことができます。

ビットコイン等で発生したハードフォークは、アップデートにより追加された機能を導入した取引のみを承認する=既存の取引との互換性を無くしたことで、導入しない取引と導入した取引でチェーンが分裂しました。

テゾスは、システムを構成する3つのプロトコル「ネットワークプロトコル」「トランザクションプロトコル」「コンセンサスプロトコル」をそれぞれ独立させ、各プロトコルのアップデートを他のプロトコルに影響させないことで、既存のシステムとの互換性を確保しています。

 

テゾスのDapps開発インセンティブ

ユーザー数は、開発のポテンシャルに直結します。ユーザー同士の活発な議論がプロジェクトを進化させ、バグなどの不具合も容易に発見できるでしょう。

テゾスには、開発にユーザーが積極的に関わることができるよう様々な点から配慮されています。

先に説明したDPoS、Tatrarchyもその一環捉えることができます。

わかりやすい開発言語「OCaml」

テゾスは、OCamlというコンピュータ言語で開発されています。

OCamlは、わかりやすく読みやすいコードを作成でき、不具合やバグが生じにくい言語とされています。

容易にシステム開発を行うことができるので、ユーザーがテゾスの開発に取り組みやすい環境となっています。

また、C++と同等の処理速度を持っています

OCamlは、フランスのINRIAが開発した関数型言語です。

東京大学理学部で研究されており、今後の普及次第でテゾスの開発速度に大きく影響するでしょう。

開発貢献への報酬システム

テゾスは、不具合の修正や、Tatrarchyにより採用されたアップデート機能の開発者に対し報酬を支払うことになっています。

これにより、テゾス開発へのインセンティブを与えることで参加を促します。

 

テゾスのスマートコントラクトの確実性を高めるFormal Verification

Formal Verificationは、ソフトウェア製品の検証にも用いられている機能で、テゾスではスマートコントラクトが正しくおこなわれたかを検証する役割をしています。

取引の改ざん不可能性と契約の不可逆性が特徴であるスマートコントラクトにとっては、契約の正当性が何よりも重要となっています。

Formal Verificationは、スマートコントラクトの正当性を数学的な視点から検証を行います。

 

テゾスのまとめと評価

テゾスは、Dappsプラットフォームであり、DPoSを利用した投票システムによりアップデートを決定していることから、同じくDappsプラットフォームのイオスと似ています。

しかしテゾスは既存システムのとの互換性を持たせたアップデートを行うなど、ハードフォークを極力回避するシステムとなっており、ハードフォークによる価値の分裂を防いでいることで、価値の安定化に一歩踏み込んでいます。

テゾス開発側とICO資金管理機関”Tezos Foundation”との対立によりICO投資家へのトークンの不配当が発生、支払いを求める訴訟問題となりましたが、2018年8月に却下されたことで収束しています。

2018年9月17日にはテゾスメインネットがローンチし、他ブロックチェーンに依存しない完全に独自のブロックチェーンへ移行しました。

今後のアップデートが楽しみなコインです。

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